似せ(読み)にせ

精選版 日本国語大辞典 「似せ」の意味・読み・例文・類語

にせ【偽・贋・似】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「にせる(似)」の連用形名詞化 ) 本物ににせて作ること。また、そのもの。にせもの。
    1. [初出の実例]「名筆の草(さう)にかき捨てたるもの、にせは成るべからず」(出典申楽談儀(1430)四)
    2. 「なに罪人の落書だなんて当になったもんぢゃありません、贋も大分ありまさあね」(出典:倫敦塔(1905)〈夏目漱石〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む