似非たり(読み)えせたり

精選版 日本国語大辞典 「似非たり」の意味・読み・例文・類語

えせ‐・たり【似非たり】

  1. 〘 連語 〙 ふとどきである。また、あるべき性質、才能技量などが欠けている、あるいは劣っている。
    1. [初出の実例]「蛙といふものは、えせたるむしにて」(出典:四季物語(14C中頃か)四月)

似非たりの補助注記

「えせ」は形容動詞語幹とみるべきであるか、動詞の連用形とみるべきであるかは明らかでない。→似非(えせ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む