精選版 日本国語大辞典 「似非方人」の意味・読み・例文・類語
えせ‐かとうど‥かたうど【似非方人】
- 〘 名詞 〙
- ① 頼みにならない味方。
- [初出の実例]「ゑせかたうどの足手にまぎれて、わろかりつるに」(出典:義経記(室町中か)八)
- ② 力となる味方。
- [初出の実例]「我におとらぬゑせかたうど十四五人かたらひて、ひそかに鎧腹巻し、木幡山へぞ、しのびける」(出典:浄瑠璃・赤染衛門栄華物語(1680)二)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...