精選版 日本国語大辞典 「住み捨つ」の意味・読み・例文・類語 すみ‐す・つ【住捨】 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙① そこを離れて、住んでいた土地や家をそのままにしておく。[初出の実例]「すみすてしその故郷をあらためて昔にかへる心地もやする」(出典:山家集(12C後)中)② 俗世間を捨て、人々から離れて暮らす。隠棲(いんせい)する。[初出の実例]「かくすみすてしわが庵たづねとふべき覚なし」(出典:浮世草子・忘花(1696)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例