住吉屋(読み)すみよしや

精選版 日本国語大辞典 「住吉屋」の意味・読み・例文・類語

すみよし‐や【住吉屋】

  1. [ 一 ] 江戸下谷池の端仲町(東京都台東区上野二丁目)にあったキセル店。高級品を売る店として知られた。
    1. [初出の実例]「きせるは、どふしても住吉屋がゑいによ」(出典:洒落本・遊子方言(1770)発)
  2. [ 二 ] 大坂新町(しんまち)九軒町にあった揚屋(あげや)
    1. [初出の実例]「友とせし人、住吉屋(スミヨシヤ)の何、吉田屋の誰」(出典浮世草子好色一代男(1682)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む