精選版 日本国語大辞典 「住着」の意味・読み・例文・類語 すみ‐つき【住着】 〘 名詞 〙① 住みつくこと。住んで落ち着くこと。[初出の実例]「家は大きにつくりたりければ、親うせて後は、すみつき、あるべかしき事なけれど」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)九)② 住みごこち。居ごこち。[初出の実例]「朝夕出合ふ遊所にすみ付のわるいがかなしさに」(出典:談義本・世間万病回春(1771)三) じゅう‐ちゃくヂュウ‥【住着・住著】 〘 名詞 〙 ( 「じゅうぢゃく」とも ) とどまって離れないこと。執着すること。[初出の実例]「大士古来無二住著一、名山晦レ跡老二風霜一」(出典:文華秀麗集(818)中・哭賓和尚〈嵯峨天皇〉)[その他の文献]〔李頎‐宿瑩公禅房聞梵詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by