住着(読み)すみつき

精選版 日本国語大辞典 「住着」の意味・読み・例文・類語

すみ‐つき【住着】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 住みつくこと。住んで落ち着くこと。
    1. [初出の実例]「家は大きにつくりたりければ、親うせて後は、すみつき、あるべかしき事なけれど」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)九)
  3. 住みごこち。居ごこち。
    1. [初出の実例]「朝夕出合ふ遊所にすみ付のわるいがかなしさに」(出典:談義本・世間万病回春(1771)三)

じゅう‐ちゃくヂュウ‥【住着・住著】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「じゅうぢゃく」とも ) とどまって離れないこと。執着すること。
    1. [初出の実例]「大士古来無住著、名山晦跡老風霜」(出典文華秀麗集(818)中・哭賓和尚〈嵯峨天皇〉)
    2. [その他の文献]〔李頎‐宿瑩公禅房聞梵詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む