佐々木林治郎(読み)ササキ リンジロウ

20世紀日本人名事典 「佐々木林治郎」の解説

佐々木 林治郎
ササキ リンジロウ

大正・昭和期の畜産製造学者



生年
明治31(1898)年5月3日

没年
昭和35(1960)年2月16日

出生地
岩手県

学歴〔年〕
東京帝大農学部農芸化学科〔大正11年〕卒

学位〔年〕
農学博士〔昭和6年〕

主な受賞名〔年〕
日本農芸化学会鈴木賞〔昭和35年〕「牛乳及び乳製品に関する化学的研究

経歴
東大講師、助教授を経て昭和17年教授となり農学部長、東北帝大教授、農学研究所長、名古屋大学教授兼任。34年退官、東大名誉教授。この間日本学術会議会員、栄養食糧学会会長、日本畜産学会会長、日本農芸化学会副会長などを務めた。畜産物利用学全般に研究業績を残した。著書に「畜産製造学 牛乳編」「畜産物の科学」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐々木林治郎」の解説

佐々木林治郎 ささき-りんじろう

1898-1960 大正-昭和時代の農芸化学者。
明治31年5月3日生まれ。昭和17年東京帝大教授。のち東北帝大教授,名大教授。栄養食糧学会会長,日本畜産学会会長などをつとめた。畜産食品化学の研究で知られる。昭和35年2月16日死去。61歳。岩手県出身。東京帝大卒。著作に「畜産製造学 牛乳編」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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