佐志八幡神社(読み)さしはちまんじんじや

日本歴史地名大系 「佐志八幡神社」の解説

佐志八幡神社
さしはちまんじんじや

[現在地名]唐津市佐志中通

佐志川の左岸、集落の中央にある。主祭神は仲哀天皇・応神天皇・神功皇后。旧郷社。

縁起によれば、康和三年(一一〇一)鎌倉権五郎景政が九州下向にあたり、京都石清水いわしみず八幡宮の分霊をここに勧請した。また一説には、神功皇后が朝鮮出兵の時、この地で鉾を納めて天神地祇を祝ったという。のち岸岳きしだけ城主波多氏の祈願所となり、応安五年(一三七二)渋川頼泰は祈願書を捧げ神田を寄進したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む