佐渡島の金山

共同通信ニュース用語解説 「佐渡島の金山」の解説

佐渡島の金山

佐渡島さど金山相川鶴子あいかわつるし金銀山」と「西三川にしみかわ砂金山」の二つの鉱山遺跡で構成。17世紀には世界最大級の金の産出量を誇った。金の採取から精錬までを手工業で行っていた時代の遺構が残っているのは、世界的に例がないとされる。日本政府は2022年2月、世界文化遺産への推薦書を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に提出。内容不備との指摘を受け、23年1月に再提出した。ユネスコ諮問機関が同年8月、現地調査を実施しており、登録するべきかどうかを今春勧告する予定。韓国は朝鮮半島出身者の強制労働があったと主張し、登録に反発した経緯がある。

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