佐開村(読み)さびらきむら

日本歴史地名大系 「佐開村」の解説

佐開村
さびらきむら

[現在地名]大野市佐開

荒島(あらしま)岳の西麓、真名(まな)川の右岸に位置し、北は木落(きおとし)村、南は真名川に沿って上ると下若子(しもわかご)村に至る。長承二年(一一三三)六月一四日付官宣旨案(醍醐雑事記)に、藤原成通家領として「左開村」が、嘉元四年(一三〇六)の昭慶門院御領目録(竹内文平氏所蔵文書)にも「左開」がみえる。永享一二年(一四四〇)四月の春日社領越前国大野郡小山庄田数諸済等帳(天理図書館蔵)に「佐開郷領家御方田数并御年貢等事」として、田数三町一段、畠八段、御服五両とある。田数のうち樋料・井料・神楽田・大師講田など計一町五段を除き、一町六段分の分米は一六石とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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