体相(読み)たいそう

精選版 日本国語大辞典 「体相」の意味・読み・例文・類語

たい‐そう ‥サウ【体相】

〘名〙
① からだつき。すがた。かたち体形
※栄花(1028‐92頃)玉のうてな「体相威儀いつくしく、紫磨金尊容は、秋の月の曇なく」
仏語本体とその外にあらわれたすがた。〔勝鬘経義疏(611)〕

てい‐そう ‥サウ【体相】

〘名〙 有様様子
評判記色道大鏡(1678)一四「身の毛だちて浅ましき躰相(テイサウ)を、はずかしともおもはずして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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