紫磨金(読み)シマゴン

デジタル大辞泉 「紫磨金」の意味・読み・例文・類語

しま‐ごん【紫磨金】

紫色を帯びた純粋の黄金紫磨黄金紫金しこん
「体相威儀いつくしく、―の尊容は」〈栄花・玉の台〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紫磨金」の意味・読み・例文・類語

しま‐ごん【紫磨金】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ごん」は「金」の呉音 ) 紫色を帯びた純粋の黄金。最上質の黄金をいう。紫磨。紫磨黄金。紫金(しこん)
    1. [初出の実例]「紫磨金の膚へは耀て塵り无し」(出典:観智院本三宝絵(984)上)
    2. [その他の文献]〔大宝積経‐一一〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android