体積緩和(読み)タイセキカンワ

化学辞典 第2版 「体積緩和」の解説

体積緩和
タイセキカンワ
volume relaxation

熱緩和と並んで体積粘弾性機構一つである.体積粘弾性の素過程として直接体積変化を伴うもので,これを体積緩和という.あるゴム状態温度から,それよりも低いガラス状態の一定の温度へ急激に温度変化を行ったときの体積変化(すなわち,体積緩和)を時間に対して測定すると,種々の温度における体積緩和曲線が得られる.ある一定の温度における体積緩和曲線をマスターカーブとして,ほかの温度の体積緩和曲線をそれに重ね合わせる操作を行い,時間-温度換算を行うことができる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む