何かせん(読み)なにかせん

精選版 日本国語大辞典 「何かせん」の意味・読み・例文・類語

なにか【何か】 せん

  1. 一つ行動状態が、何らの効果をも期待できないものと判断される時の、あきらめやいらだたしくとがめだてをする気持を表わす。何になろうか。どんな役にも立たないではないか。全くむだではないか。
    1. [初出の実例]「思ふことならで世中に生きて何かせんと思ひしかば」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む