精選版 日本国語大辞典 「何かせん」の意味・読み・例文・類語 なにか【何か】 せん 一つの行動や状態が、何らの効果をも期待できないものと判断される時の、あきらめやいらだたしくとがめだてをする気持を表わす。何になろうか。どんな役にも立たないではないか。全くむだではないか。[初出の実例]「思ふことならで世中に生きて何かせんと思ひしかば」(出典:竹取物語(9C末‐10C初)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例