何しかも(読み)ナニシカモ

デジタル大辞泉 「何しかも」の意味・読み・例文・類語

なにしか‐も【何しかも】

[連語]なにしか」を強めた言い方。なんでまあ…か。
「たきつ瀬のはやき心を―人めつづみのせきとどむらむ」〈古今・恋三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「何しかも」の意味・読み・例文・類語

なにしか【何しか】 も

  1. 「なにしか」を強めたいい方。どうしてまた(…なのか)。なぜまた(…するのか)。
    1. [初出の実例]「何然毛(なにしかモ) 吾が大君の 立たせば 玉藻のもころ 臥せば 川藻の如く 靡かひの よろしき君が 朝宮を 忘れ給ふや 夕宮を 背き給ふや」(出典万葉集(8C後)二・一九六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む