何でも四文(読み)なんでもしもん

精選版 日本国語大辞典 「何でも四文」の意味・読み・例文・類語

なんでも【何でも】 四文(しもん)

  1. 四文均一で売られた安いおもちゃ。
    1. [初出の実例]「この御褒美には嘗人形(なめにんぎゃう)に、何(ナン)でも四文(シモン)人形か」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)二)
  2. 何でも安請合いをすること。また、すべて同一に取り扱うこと。
    1. [初出の実例]「人のはなしのこしを折り、なんでも四文のときゝとりばなしをつんだす」(出典:滑稽本・酩酊気質(1806))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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