何とかして(読み)ナントカシテ

デジタル大辞泉 「何とかして」の意味・読み・例文・類語

なんとかして

いろいろ努力して。どうにかして。ぜひ。「何とかして勝ちたい」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「何とかして」の意味・読み・例文・類語

なんとか【何とか】 して

  1. どうしたわけか。
    1. [初出の実例]「何とかして取放ちけん、虚空をさして逃てゆく」(出典:虎寛本狂言・膏薬煉(室町末‐近世初))
  2. どんなふうにか。どんなふうにしてか。
    1. [初出の実例]「何とかして入こみ子をうみつけなどするぞ」(出典:寛永七年刊本古文真宝鈔(1630)一)
  3. 手段を尽くそうとする意志を表わす。どうにかして。
    1. [初出の実例]「喜多八は元よりいさみ上戸にて何とかしてさわぎたき風なるゆへ」(出典:西洋道中膝栗毛(1874‐76)〈総生寛〉一二)

なにとか【何とか】 して

  1. 原因動機、手段などへの疑念を表わす。どのようにして。
    1. [初出の実例]「未た文箱をも開ぬ先に何とかして聞へけん」(出典:太平記(14C後)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む