何とかは(読み)ナニトカハ

デジタル大辞泉 「何とかは」の意味・読み・例文・類語

なにと‐かは【何とかは】

[連語]
疑問を表す。どのように…か。
「君なくて岩のかけ道絶えしより松の雪をも―見る」〈椎本
反語の意を表す。どうして…か。
「つれなき人の御心をば―見奉りとがめむ」〈初音

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精選版 日本国語大辞典 「何とかは」の意味・読み・例文・類語

なにと【何と】 かは

  1. 「なにと[ 二 ]」を強めたいい方。
    1. [初出の実例]「つれなき人の御心をば、なにとかは見たてまつりとがめん」(出典:源氏物語(1001‐14頃)初音)

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