何や(読み)などや

精選版 日本国語大辞典 「何や」の意味・読み・例文・類語

など‐や【何や】

  1. 〘 副詞 〙 ( 副詞「など」に助詞「や」の付いてできたもの ) 「など」の疑問の意を強めたいい方。
    1. [初出の実例]「なとやかくはかなき夢を後の世のほだしとまでは思ひたどるぞ」(出典:一宮紀伊集(1113頃))

なに【何】 や

  1. ( 「…やなにや」の形で ) 挙げられたある一つの事物・事態の他の、類似の様々な事物・事態を漠然と示す。その他いろいろ。
    1. [初出の実例]「物忌やなにやと折あしとて、え御覧ぜさせず」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む