何処ぞ(読み)ドコゾ

デジタル大辞泉 「何処ぞ」の意味・読み・例文・類語

どこ‐ぞ【処ぞ】

[連語]どことはっきり指定できない場所をさす語。どこか。「何処ぞおけがなさいませんでしたか」「何処ぞ近くへ出かけました」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「何処ぞ」の意味・読み・例文・類語

どこ【何処】 ぞ

  1. 不特定の場所をさすときや、場所を尋ねるときにいう。「どこか」より、さらに漠然とした感じで用いる。
    1. [初出の実例]「どこぞと在所をたづぬる、如何」(出典:名語記(1275)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android