精選版 日本国語大辞典 「何処も」の意味・読み・例文・類語 いずこ【何処】 も ① どこも。どこもかしこも。[初出の実例]「なくなくも帰りにしかなかりの世はいづこもつひの常世(とこよ)ならぬに」(出典:源氏物語(1001‐14頃)幻)② 誰も誰も。誰にも。[初出の実例]「内裏(うち)、春宮の御乳母(めのと)。上の女房の、御方々いづこもおぼつかなからずまゐり通ふ」(出典:枕草子(10C終)一五八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例