何為る(読み)ナニスル

デジタル大辞泉 「何為る」の意味・読み・例文・類語

なに・する【何為る】

[動サ変]
ある動作をぼかして遠回しにいうときの語。「それをうまく―・してくれ」
相手の動作をとがめるときにいう語。何をする。「―・するんだ。よせ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「何為る」の意味・読み・例文・類語

なに‐・する【何為】

  1. 〘 自動詞 サ行変 〙
  2. 何をする。→なに(何)
  3. ある動作をいう際に、はっきりいわないでわざとぼかして表現する語。なんする。
    1. [初出の実例]「私がつい何して、貰ふやうな事で」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android