何辺(読み)どのへん

精選版 日本国語大辞典 「何辺」の意味・読み・例文・類語

どの‐へん【何辺】

  1. 〘 名詞 〙
  2. いずれのあたり。どこら。
    1. [初出の実例]「どの辺(ヘン)だ。汚なくっちゃ不可(いけ)ないぜ」(出典三四郎(1908)〈夏目漱石〉四)
  3. どの程度。どのくらい。
    1. [初出の実例]「西田の株はどの辺(ヘン)まで爆発するか」(出典:金(1926)〈宮嶋資夫二八)

いず‐へいづ‥【何辺】

  1. 〘 代名詞詞 〙 不定称。どの辺。
    1. [初出の実例]「秋の田の穂の上(うへ)に霧(き)らふ朝霞何辺(いつへ)の方に我が恋ひやまむ〈磐姫皇后〉」(出典:万葉集(8C後)二・八八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む