余剰次元(読み)ヨジョウジゲン

デジタル大辞泉 「余剰次元」の意味・読み・例文・類語

よじょう‐じげん【余剰次元】

宇宙時空構造として考えられる、四次元を超える次元超弦理論では弦の量子化を可能とする11次元ないし10次元の時空が提唱されるほか、われわれの宇宙がより高次元の時空構造に埋め込まれた膜(ブレーン)のようなものであると考えるブレーン宇宙論においても、その探索が進められている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android