デジタル大辞泉
「ブレーン宇宙論」の意味・読み・例文・類語
ブレーン‐うちゅうろん〔‐ウチウロン〕【ブレーン宇宙論】
《「ブレイン宇宙論」とも》我々の宇宙は、高次元の時空に埋め込まれた膜(ブレーン)のような存在であり、余剰次元が無視できるほど小さく閉じ込められているため、四次元の時空として認識されるという仮説。元は量子重力理論における宇宙に存在する基本的な力の統一や超弦理論における弦の量子化をする際に導入された。5、10、11、26次元などの高次元の時空に基づく理論が提唱されているが、いずれの理論もまだ実験や観測による裏付けはなされていない。膜宇宙論。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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