余効変動(読み)ヨコウヘンドウ

デジタル大辞泉 「余効変動」の意味・読み・例文・類語

よこう‐へんどう〔ヨカウ‐〕【余効変動】

大きな地震の後に、長期間にわたってゆっくりと進行する地殻の変動。スロー地震の一種。震源域の断層の周囲で広範囲にわたってプレートがゆっくりと滑り続けることなどによって発生する。余効滑り。アフタースリップ。

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関連語 正幸 哲夫

最新 地学事典 「余効変動」の解説

よこうへんどう
余効変動

postseismic deformation

大地震の発生後,地震時に生じた応力を緩和しながら生じるゆっくりとした地殻変動。時間の経過とともに徐々に減速するが,収束するまでの継続時間は地震規模や発生場所によって異なり,巨大地震の後に50年以上継続した例もある。変動の向きは地震時の変動と同じであることも,逆向きであることもある。1990年代以降にGNSS観測で多くの事例が報告された。マントルにおける粘性流動,断層面における余効すべり,地殻内流体の移動による間隙弾性反発などが主な原因と考えられている。

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