余呉山かぶら(読み)よごやまかぶら

事典 日本の地域ブランド・名産品 「余呉山かぶら」の解説

余呉山かぶら[根菜・土物類]
よごやまかぶら

近畿地方滋賀県地域ブランド
主に伊香郡余呉町で生産されている。山間部水田の少ないこの地方では、山の斜面を利用した焼き畑がおこなわれており、その焼き畑で山かぶらがつくられていた。現在は主に休耕田で栽培される。20cm〜30cmほどの小型のかぶで、葉と根が赤黒い。主にぬか漬けにして食べられ、この地域の冬の保存食して受け継がれてきた。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android