余目氏旧記(読み)あまるめしきゆうき

日本歴史地名大系 「余目氏旧記」の解説

余目氏旧記
あまるめしきゆうき

別称 奥州留守家旧記・余目記録

成立 永正一一年

写本 小幡茂・宮城県図書館

解説 中世の有力武士留守氏の一族余目家に伝来したもので、文治年間から永正一一年に至る三〇〇年余の留守氏に関する系譜伝承を記す。室町期の東北地方歴史にもなっており、記述は物語風で具体的である。すべて史実とはいいがたい部分もあるが、この時代の資料欠如を補いうる貴重な参考資料。

活字本水沢市史」二・仙台叢書八・続々群書類従四

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む