余蒔・余播(読み)よまき

精選版 日本国語大辞典 「余蒔・余播」の意味・読み・例文・類語

よ‐まき【余蒔・余播】

〘名〙
時節に遅れて種子をまくこと。遅蒔き。また、種子を採取した年のうちにまくこと。それによってできた蔬菜類もいう。〔俚言集覧(1797頃)〕
② ふたたび生えること。
人情本・春色梅美婦禰(1841‐42頃)初「再生(ヨマキ)の眉生の逆立て、白歯がさびて鼠いろ」

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