佞奸(読み)ネイカン

デジタル大辞泉 「佞奸」の意味・読み・例文・類語

ねい‐かん【××奸/××姦】

[名・形動]口先巧みに従順を装いながら、心の中は悪がしこくねじけていること。また、そのさまや、その人。「―な(の)輩」

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精選版 日本国語大辞典 「佞奸」の意味・読み・例文・類語

ねい‐かん【佞奸・佞姦】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 表面柔順であるように見せかけて、心は悪くねじけていること。口先がたくみで、悪がしこくねじけていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「君命を受け此土に来る者数人皆彼等の佞奸(ネイカン)に欺かれ」(出典報徳記(1856)一)

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