佩き添える(読み)はきそえる

精選版 日本国語大辞典 「佩き添える」の意味・読み・例文・類語

はき‐そ・える‥そへる【佩添・帯副】

  1. 〘 他動詞 ア行下一(ハ下一) 〙
    [ 文語形 ]はきそ・ふ 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 ( 室町時代頃からヤ行にも活用した )
  2. 太刀を身に帯びる。
    1. [初出の実例]「剣刀身に佩副流(はきそふル)ますらをや恋といふものを忍びかねてむ」(出典万葉集(8C後)一一・二六三五)
  3. 太刀にそえて、別の太刀を身に帯びる。
    1. [初出の実例]「鬼丸と云ける金作の円鞘の太刀に、三尺六寸の太刀を帯添(ハキソヘ)」(出典:太平記(14C後)九)
    2. 「Faqisoye, uru, eta.(ハキソユル)」(出典:日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む