使分(読み)つかいわける

精選版 日本国語大辞典 「使分」の意味・読み・例文・類語

つかい‐わ・ける つかひ‥【使分】

〘他カ下一〙 場合によっていろいろに使う。その場に応じた使い方をする。
洒落本・風俗八色談(1756)「迦葉(かせう)は茂平次。舎利弗(しゃりほつ)は音八と役わりを極めて。つかひ分(ワケ)ての談議群衆をなしける」

つかい‐わけ つかひ‥【使分】

〘名〙 場合によっていろいろに使うこと。その場に応じた使い方をすること。
青春(1905‐06)〈小栗風葉〉夏「方と達と、同じ二人称の使分(ツカヒワケ)を為るんだもの」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android