使用済み燃料プール

共同通信ニュース用語解説 「使用済み燃料プール」の解説

使用済み燃料プール

原子炉で使った核燃料などを保管し冷却するためのプール。使用済み燃料は原子炉から取り出した後も熱を出し続けるため、水を循環させて十分冷やす必要がある。東京電力福島第1原発には新燃料を含め、1号機392体、2号機615体、3号機566体、4号機1533体の燃料集合体が事故発生時に入っていた。米原子力規制委員会(NRC)は早くから、プールの水がなくなり火災が発生し、大量の放射性物質が広範囲に拡散するシナリオを恐れた。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android