デジタル大辞泉 「侘しら」の意味・読み・例文・類語 わびし‐ら【×侘しら】 [形動ナリ]《「ら」は接尾語》気を落としているさま。「―に猿ましらな鳴きそあしひきの山のかひある今日にやはあらぬ」〈古今・雑体〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「侘しら」の意味・読み・例文・類語 わびし‐ら【侘ら】 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「ら」は接尾語 ) つらそうなさま。心細くさびしそうなさま。[初出の実例]「秋の虫何侘芝羅丹(わびシラニ)声のするたのみしかげに露やもりゆく」(出典:新撰万葉集(893‐913)下)「猿の声わびしらにきこえ」(出典:咄本・狂歌咄(1672)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例