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侘び人 ワビビト

デジタル大辞泉の解説

わび‐びと【×侘び人】

世をはかなんでさびしく暮らす人。
「―のわきて立ち寄る木のもとは頼むかげなく紅葉散りけり」〈古今・秋下〉
世に用いられずわびしく暮らす人。
「―はうき世の中にいけらじと思ふ事さへ叶はざりけり」〈拾遺・雑下〉
落ちぶれて貧しく暮らす人。
「―に侍り。寒さのたへがたく侍るに」〈宇治拾遺・一四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

わびびと【侘び人】

世をはかなんで、わびしく暮らす人。傷心の人。 「 -は月日のかずぞ知られける明暮ひとり空をながめて/宇津保 俊蔭
世に用いられない人。失意の人。 「 -はうき世の中にいけらじと思ふ事さへかなはざりけり/拾遺 雑下
おちぶれた人。貧しい人。 「己は-に候ふ、寒さたへがたく候へば/今昔 23

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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