依用(読み)えよう

精選版 日本国語大辞典 「依用」の意味・読み・例文・類語

え‐よう【依用】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 考えや思想を、直接でなくそれとなく相伝えること。または伝承すること。〔易林本節用集(1597)〕
  3. 典拠として採用し、それに従うこと。拠り所とすること。
    1. [初出の実例]「准令義解文可聴之由、先達或判之、可依用否云々」(出典:内閣文庫所蔵大乗院文書‐文永四年(1267)八月二二日・明法条々勘録)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android