依用(読み)えよう

精選版 日本国語大辞典 「依用」の意味・読み・例文・類語

え‐よう【依用】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 考えや思想を、直接でなくそれとなく相伝えること。または伝承すること。〔易林本節用集(1597)〕
  3. 典拠として採用し、それに従うこと。拠り所とすること。
    1. [初出の実例]「准令義解文可聴之由、先達或判之、可依用否云々」(出典:内閣文庫所蔵大乗院文書‐文永四年(1267)八月二二日・明法条々勘録)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android