デジタル大辞泉 「拠り所」の意味・読み・例文・類語 より‐どころ【▽拠り所/▽拠】 1 頼みとするところ。支えてくれるもの。「心の―」「生活の―を求める」2 ある物事が成り立つもとになるもの。根拠。「判断の―を明らかにする」[類語]根拠・典拠・原拠・基準・証拠・証しょう・あかし・しるし・証左・証憑しょうひょう・徴憑ちょうひょう・徴証・明証・確証・実証・傍証・裏付け・ねた・模範的・象徴的・代表的・典型的・標準的・ティピカル・模範・手本・規範・モデル・典型・範・亀鑑・規矩きく・規矩きく準縄・規則・決まり・定め・規定・規律・ルール・おきて・文範・見本・鑑かがみ・範例・標本・サンプル・雛形ひながた・書式・好例・適例・スタンダード・フォーマット・王道・師表・規準・類型・定型・様式化・スタイル・フォーマル・公式・正則・正統・正統派・正調・本式・本格的・正規・正式・全まっとう・正道・折り紙付き・太鼓判を捺おす・パーフェクト・非の打ち所が無い・完璧・万全・完全無欠・傑出・大出来・紋切り型・腐っても鯛たい 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「拠り所」の意味・読み・例文・類語 より‐どころ【拠所・拠】 〘 名詞 〙① たよりとするところ。支えになるもの。身を寄せる所。よるべ。[初出の実例]「四の生(むまれ)の終帰(ヨリトコロ)、万の国の極めの宗なり」(出典:日本書紀(720)推古一二年四月(岩崎本訓))② 成り立つもとになるもの。基づく所。根拠。[初出の実例]「何れの教の拠(ヨリトコロ)か有る」(出典:百法顕幽抄平安中期点(900頃))③ 連歌・俳諧で、前句の詞や物に関係のあること。また、その語句。寄り合い。[初出の実例]「きさらぎの別は鶴のはやしにて よるなくなみだ月ぞかすめる 殊事なきやうなれども、鶴によるなく詞、より所あり」(出典:撃蒙抄(1358)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by