侯串(読み)こうぐし

精選版 日本国語大辞典 「侯串」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぐし【侯串・衡串】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「侯」は「的(まと)」の意。「ごうぐし」とも ) 的串(まとぐし)一つ射術の際、大的をかけるのに用いる竹製の串。また、処刑された者の首をかける竿。〔笠掛記(1512)〕
    1. [初出の実例]「竟に首を斬てがうぐしにかくるぞ」(出典:四河入海(17C前)二五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android