保型関数(読み)ほけいかんすう(英語表記)automorphic function

世界大百科事典 第2版の解説

ほけいかんすう【保型関数 automorphic function】

平面領域Dを不変にする一次分数変換を元とする群Gがあり,Dを定義域とする有理型関数fで,Gに属する変換を独立変数にほどこしても値の変わらないもの,すなわち,が成り立つようなものを保型関数という。三角関数のような周期関数,楕円関数のような二重周期関数の一般化である。保型関数の概念はH.J.ポアンカレが導入し,代数関数論や微分方程式論に応用して大きな成果をあげた。 fが非定数であるためには,Gはつぎの性質をもっていなければならない。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

4低男子

女性が結婚相手に望む理想の男性像の一つ。「4低」は、女性に対して威圧的な態度を取らない「低姿勢」、家事や子育てを分担して妻に依存しない「低依存」、堅実な仕事に就きリストラに遭うリスクが少ない「低リスク...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android