保春院前丁(読み)ほしゆんいんまえちよう

日本歴史地名大系 「保春院前丁」の解説

保春院前丁
ほしゆんいんまえちよう

[現在地名]仙台市保春院前丁

椌木ごうらぎ通の南にあり、敷地大半は臨済宗の少林山保春院の境内だが、安政仙府絵図では伊達式部殿下屋敷・後藤孫兵衛下屋敷とみえる。同寺院を挟む東西東新ひがししん丁・西新丁がある。同寺院は寛永一二年(一六三五)藩祖政宗の母保春院の十三回忌にあたって建立されたもので、当地は寺屋敷として保春院前と通称されていたものと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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