信仰と職制(読み)しんこうとしょくせい(その他表記)Faith and Order

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「信仰と職制」の意味・わかりやすい解説

信仰と職制
しんこうとしょくせい
Faith and Order

正式には,信仰と職制世界会議 World Conference on Faith and Order。 19世紀の教会一致青年運動から,福音派,敬虔主義派,アングリカン・チャーチなどを中心に生れた超教派の団体。第1次世界大戦による運動中断後,1927年スイスのローザンヌで,ルター派改革派,古カトリック,ギリシア正教会,アングリカン・チャーチ,メソジスト,組合派,バプテスト派など 108教会の代表 400名を集めて第1回世界会議を開催。 37年エディンバラで第2回世界会議が開かれた。教会一致のための信仰と教会組織の問題を主として取扱う。「生活と実践」とともに 48年世界教会協議会の構成要素となり,そのなかで活動を続けている。

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