生活と実践(読み)せいかつとじっせん(その他表記)Universal Council for Life and Work

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「生活と実践」の意味・わかりやすい解説

生活と実践
せいかつとじっせん
Universal Council for Life and Work

正式には,生活と実践世界評議会。ウプサラ大主教 N.ゼーデルブロムらスカンジナビアのルター派諸教会を中心に,第1次世界大戦を契機とする社会・政治・経済問題への教会のかかわりを求める人々の願いを結集した超教派の団体。 1925年第1回国際会議がストックホルムで開かれ,大部分のプロテスタント諸教会,ギリシア正教会の代表が参加。第2回世界会議は,37年オックスフォードで,40ヵ国から 120教会の代表ら 425名を集めて開催。当時の全体主義国家に反対する勇気ある声となった。 48年,信仰と職制会議とともに世界教会協議会の構成要素となり,活動を続けている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 信仰

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む