信州鋸(読み)しんしゅうのこぎり

事典 日本の地域ブランド・名産品 「信州鋸」の解説

信州鋸[金工]
しんしゅうのこぎり

北陸甲信越地方、長野県の地域ブランド。
茅野市諏訪郡原村・諏訪郡富士見町で製作されている。江戸時代後期の文化年間(1804年〜1818年)に鋸鍛冶の藤井甚九郎が諏訪に移住し、高島藩御用の鋸の製造を伝えたのが信州鋸の発祥鍛造に適した八ヶ岳山麓の気候と鍛冶用松炭を産出したことから発展。特に、茅野市は鋸の生産地として有名。長野県伝統的工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「信州鋸」の解説

信州鋸

長野県茅野市、諏訪郡原村などで生産されるノコギリ。江戸時代に高島藩が江戸の鍛冶職人、藤井甚九郎を招聘してつくらせたのが起源と伝わる。県指定伝統工芸品。

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