発祥(読み)ハッショウ

デジタル大辞泉 「発祥」の意味・読み・例文・類語

はっ‐しょう〔‐シヤウ〕【発祥】

[名](スル)
天命を受けて天子となるめでたいしるしが現れること。帝王やその祖先が生まれ出ること。
物事が起こり現れること。「オリンピック発祥した地」
[類語]出現現れ現出実現発現再現輩出現れる表現誕生現前具現顕現体現示現開示発露流露出土日の目を見る

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精選版 日本国語大辞典 「発祥」の意味・読み・例文・類語

はっ‐しょう‥シャウ【発祥】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「詩経‐商頌・長発」の「濬哲維商、長発其祥」による ) 天命を受けて天子となるめでたいしるしが現われ出ること。また、帝王やその祖先が生まれ出ること。ふつう、国家が起こる発端などをさす。〔班固‐典引〕
  3. 物事が初めてそこに起こること。物事の起こり。
    1. [初出の実例]「先代守田勘弥は三度刮目して喜昇座の発祥(ハッシャウ)を祝せざるを得なかった」(出典江戸から東京へ(1922)〈矢田挿雲〉七)

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普及版 字通 「発祥」の読み・字形・画数・意味

【発祥】はつしよう

瑞兆

字通「発」の項目を見る

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