信濃郷(読み)しなのごう

日本歴史地名大系 「信濃郷」の解説

信濃郷
しなのごう

和名抄」高山寺本では「信濃」、東急本・元和古活字本では「信農」と記すが、いずれも訓を欠く。「大日本地名辞書」では現江刺市域の伊手いで川流域の地とされるが未詳。「日本紀略」延暦二一年(八〇二)正月一一日条によると、胆沢いさわ(現水沢市)信濃国などの浪人四千人が配されており、信濃国からの移住民が置かれた郷名と考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 戸隠

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む