倉下村(読み)くらしたむら

日本歴史地名大系 「倉下村」の解説

倉下村
くらしたむら

[現在地名]牧村倉下

飯田いいだ川左岸、はら村の南に位置し、猿俣さるまた川が東を流れる。平家の落人が村を開いたという伝説がある。正保国絵図に村名があり、延宝七年(一六七九)の越州四郡高帳では高七〇石六斗余。天和三年郷帳では高七二石三斗余、うち山高二石、反別田四町六反余・畑屋敷五町余・山林一〇町、家数一六。安永九年(一七八〇)新田検地では高五五石三斗余・反別一二町一反余で牧村分も含む(牧村郷土誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android