20世紀日本人名事典 「倉持米一」の解説 倉持 米一クラモチ ヨネイチ 昭和期の労働運動家 元・全国一般労組中央執行委員長。 生年大正9(1920)年3月10日 没年昭和59(1984)年2月8日 出生地栃木県 学歴〔年〕日暮里青年学校〔昭和13年〕卒 経歴応召復員後の昭和21年労働運動に入り、総同盟本部機関紙部員をふりだしに、24年東京木材産業労組書記長。25年総同盟分裂により総評に移行。40年全国一般労組書記長となり、のち委員長に就任、57年辞任。中小企業労組の専門家で、戦前の運動方式と総評系地域労働運動の特質を効果的にミックスさせ、総評型中小労働運動の型を編み出した。三一書房版の組合双書三部作は中小対策オルグの必読書となった。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「倉持米一」の解説 倉持米一 くらもち-よねいち 1920-1984 昭和時代後期の労働運動家。大正9年3月10日生まれ。昭和21年労働運動にはいり,24年東京木材産業労組書記長となる。25年総同盟分裂後は総評にうつり,30年全国一般労組の設立に参加,のち書記長,委員長をつとめた。昭和59年2月8日死去。63歳。栃木県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例