倫光(読み)ともみつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「倫光」の解説

倫光 ともみつ

?-? 南北朝時代刀工
備前(岡山県)長船(おさふね)の人。兼光(かねみつ)の弟ともいわれる。栃木県二荒山(ふたらさん)神社蔵の大太刀(国宝,貞治(じょうじ)五年(1366)二月日銘),山梨県恵林寺蔵の短刀(重文,応安二年(1369)八月日銘)などがある。銘は「備州長船倫光」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android