デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「倭姫王」の解説 倭姫王 やまとひめのおおきみ ?-? 飛鳥(あすか)時代,天智(てんじ)天皇の皇后。古人大兄(ふるひとのおおえの)皇子の王女。天智天皇10年(671)重病の天皇が弟の大海人(おおあまの)皇子(のちの天武天皇)に譲位しようとしたとき,天皇は皇子から倭姫王の即位をすすめられた。天智天皇死去前後の和歌4首が「万葉集」にのこる。倭姫皇后,倭大后(やまとのおおきさき)ともいう。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の倭姫王の言及 【古人大兄皇子】より …母は蘇我馬子の女の法提郎女(ほてのいらつめ)。その女の倭姫王(やまとひめのおう)は天智天皇の皇后となった。またの名を古人大市皇子,吉野太子などといった。… ※「倭姫王」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by