備後国元禄検地帳(読み)びんごのくにげんろくけんちちよう

日本歴史地名大系 「備後国元禄検地帳」の解説

備後国元禄検地帳
びんごのくにげんろくけんちちよう

四四二冊

成立 元禄一三年

原本 広島大学

解説 水野氏断絶のあと、元禄一二―一三年にかけて幕命により岡山藩が公役として実施した福山藩領の検地帳備前検地といわれる。この検地帳は地租改正以後は、福山藩(阿部氏)領分は福山県に、中津藩領・幕府領分は各村役場に引継がれた。福山藩領分は広島国税庁より広島大学へ「中国五県土地租税資料文庫」として移管された。なお元禄一三年五月の奥書のある高辻帳が「備陽六郡志」に載り、本書ではそれを仮に備前検地帳と略称した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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